人魚の眠る家
1945年神戸。戦火のなか、孤児となった幼い兄妹は精いっぱい生きようとしたー。
1945年6月神戸全域を襲った空襲で病身の母を亡くし、父は出征したまま連絡が途絶え、清太は妹・節子とともに西宮の遠い親戚宅で世話になることになった。だが、おばさんの冷たい仕打ちに耐えられず、清太は節子を連れ、その家を出て防空壕の中で二人だけの生活を始める。日に日に悪化する戦況とともに、やせ細っていく節子。清太は、時折母の優しさ、父の厳しさ、つい数ヶ月前までの平和な生活を思い出しながら、妹を励まし、懸命に生きていこうとする。そして、日本は終戦の日を迎えた。ホタルのように短く儚い兄妹の命は…。
[監督]日向寺太郎[製作]石川博/川城和実/桐畑敏春/久松猛朗/横倉信夫/鈴木ワタル[企画]大橋孝史[プロデューサー]伊藤成人/河野聡/南條昭夫/磯田修一[原作]野坂昭如[脚本]西岡琢也[撮影]川上皓市[美術]中川理仁[美術監修]木村威夫[編集]川島章正[音楽]Castle In The Air[照明]水野研一[録音]久保田幸雄[助監督]酒井長生
火垂るの墓
あの不朽の名作が実写映画化!